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【はじめに】
M町は人口約9000人の過疎化の著しい町であります。大きな産業がない為高校を卒業すると大半の生徒は都市部に就職をして町を出てしまう。そのため、家に残るのは老夫婦のみとなり、どちらかが病気になってしまうと容易に介護困難な状況に陥りやすくなります。高齢者世帯であり介護に協力してくれる家族もいないという現状です。そのため、病気の回復期を病院で過ごし、その後の在宅介護への不安から介護老人保健施設である当施設を利用され、その後も特別養護老人ホームへの入所を半ばあきらめ気味に希望されているケースが決して少なくありません。在宅に戻れるのは、障害を克服しADL全般を自力でこなし、介護の必要のない状態にならないと難しいのであります。
しかしそれは、高齢者にとってはかなりの難題であり、不可能なケースが多くあります。
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