仕事のやりがい

Vol.0762021.7
「一丸となってサポートしていること」
職種:
作業療法士
勤続年数:
4ヵ月

私は東京の急性期病院で4年ほどの経験を経てこの病院に入職しました。以前の職場では、急性期治療を終えるとすぐに転院・または退院となるケースが多く、退院後の生活や在宅での様子を追うことがしにくい環境でした。そのため、作業療法士としてADL・IADL訓練をしていたにもかかわらず、それが生活に繋がっているのか不透明な部分がありました。しかしそれと比較し、当院では急性期病棟から地域包括ケア病棟、必要な方は在宅での訪問リハビリテーション等、急性期から生活期まで一貫したリハビリテーションを提供することが出来るため、中・長期的に自身の患者さんとの関わることができ、より生活に即した作業療法が出来ているという実感があります。また、東京と比べ、スーパー等の近隣施設、公共交通機関、その他福祉系のサービス、社会的な受け皿等が豊富とは言えない限られた環境の中で、患者さんやそのご家族、他部門の方々、他施設の方々と情報共有をしながら患者さんやそのご家族を一丸となってサポートしていることにやりがいを感じています。

まだ新しい環境で慣れないことも多いですが、常に向上心を忘れずにできることを精一杯行い、この地域医療の発展に尽力したいと考えています。